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金利が上がっている今、家を買うべきか待つべきか。不動産の相談...

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    金利が上がっている今、家を買うべきか待つべきか。不動産の相談役が正直に答えます。

      「金利が上がっているから、家を買うのを待った方がいいですか?」

      最近、お客様からこの質問を受ける機会が増えています。結論から言います。答えは「あなたの状況によって変わります」。ただし、待てば必ず得をするというわけではありません。今回はその理由を正直にお伝えします。

      金利は確かに上がっています

      2026年6月現在、変動金利は0.9〜1.1%台、10年固定金利は2.6〜3.12%台まで上昇しています。かつて変動金利が0.3〜0.4%台だったことを考えると、明確に上昇しています。毎月の返済額への影響は無視できません。

      例えば3,000万円を35年ローンで借りた場合、金利0.4%と1.0%では月々の返済額に約9,000円の差が生まれます。35年間で約380万円の差になります。

      では待てば金利は下がるのか

      ここが重要な点です。金利が今後下がるかどうかは誰にもわかりません。日本銀行の金融政策次第ですが、専門家の間でも意見が分かれています。「待っている間に金利がさらに上がった」というケースも十分にあり得ます。

      金利と物件価格はセットで考える

      見落としがちなのがこの視点です。金利が上がっても、物件価格が下がれば総支払額は変わらない場合があります。逆に「金利が下がったから買おう」と思ったとき、物件価格がさらに上昇していれば意味がありません。

      実際に大阪市内の中古マンション価格は2017年から現在までの約9年間で2倍以上に上昇したエリアもあります。「金利が下がるまで待った」結果、物件価格の上昇分が金利の差をはるかに上回ってしまったというケースが現実に起きています。

      「今が買い時かどうか」より大切なこと

      不動産の相談役として20年間お客様と向き合ってきた中で確信していることがあります。それは「市場のタイミングより、ご自身のライフステージのタイミングの方が重要だ」ということです。

      お子様の入学に合わせて引っ越したい。親の介護が始まる前に住み替えたい。今の賃貸の家賃がもったいない。こういった人生の節目に合わせて動くことの方が、金利の0.数%の差よりずっと大きな意味を持ちます。

      買う前に必ず確認すること

      金利上昇局面で住宅購入を検討する際、必ず押さえておきたいポイントが3つあります。

      まず返済比率です。年収に対して返済額が25%以内に収まるかを確認してください。金利が上がった今、無理な借入は禁物です。

      次に変動か固定かの選択です。変動金利は今後さらに上がるリスクがあります。長期的な生活設計を考えた上で、固定金利との比較をしっかり行ってください。

      最後に出口戦略です。購入した物件をいずれ売却または賃貸転用することを見据えた上で選んでいますか。10年後・20年後の資産価値まで含めて判断することが本当の意味での賢い購入です。

      まとめ

      金利上昇は確かにコストが上がる要因です。しかし「金利が下がるまで待つ」という判断が正解とは限りません。大切なのは市場のタイミングではなく、あなたのライフステージと資金計画に合った判断をすることです。

      「今の自分の状況で買うべきかどうか」を一緒に考えることが、不動産の相談役としての私の仕事です。気軽にご相談ください。

      TKグランクス株式会社 川原貴諒

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